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明智光秀ゆかりの地で京都の夜を楽しむ。イルミネーションおすすめスポット「亀岡夢ナリエ」

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京都でイルミネーションといえば、五条通と佐井通(春日通)の交差点の南側、並木道が無数のLEDで照らし出されるロームイルミネーション(2020年は中止)や、嵐山界隈を行灯で優しく照らす嵐山花灯路などが有名ですが、今回は少し足をのばして亀岡へ。

明智光秀の首塚が祀られており、亀岡を代表する祭りである毎年5月3日の「光秀まつり」では追善供養が営まれる谷性寺(こくしょうじ)。
その門前に広がる「ききょうの里」は、夏には明智家の家紋でもある桔梗の花が5万本咲き誇り、冬(11月下旬~12月下旬)には「京都丹波KAMEOKA夢ナリエ」と銘打たれたイルミネーションが開催されます。

 

 

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Google Mapの360°ビューはこちら

京都・大阪・兵庫方面からも意外と近い

車で京都駅から50分、篠山から40分、大阪駅からでも1時間圏内

京都方面からなら、京都縦貫道の亀岡ICを降りて、秋の「夢コスモス園」で有名な運動公園周辺を通り、国道372号線を篠山方面に向かって走ること約15分。湯の花温泉周辺を少し過ぎた亀岡市宮前(みやざき)町というところにあります。
京都縦貫道が大山崎JCTと接続されて以降、京都府南部や滋賀方面とも格段にアクセスが良くなっています。

大阪方面からなら、新御堂筋を北に向かって一直線、箕面の有料トンネルを通って豊能町ときわ台に抜けるルートか、阪神高速11号池田線を終点・池田木部まで乗るルートで、国道477号線で亀岡市内に向かうのが便利です。
大阪市内中心部からでも、渋滞がなければ1時間そこそこでききょうの里に到着できます。
亀岡から大阪に通勤している人も多いように、京阪神からのアクセスが意外とよいのが亀岡の魅力でもあります。

亀岡駅(大河ドラマ館)からききょうの里までの道のりを動画で確認できます

無料駐車場完備で安心

ききょうの里の入口付近に、2~3ヵ所に分かれて、計20~30台くらいは駐められるのではないかと思われる駐車場があります。駐車代はかかりません。
これまでも何度か夢ナリエのイルミネーションを訪れていますが、満車で入れなくなるほどの混雑には遭ったことがありません。
警備員の方もいるので、どこに駐車すればよいか案内してくれます。

地元のぬくもりが伝わるイルミネーション

入場料(開催協力金)は大人(中学生以上)500円、子ども(5歳~小学生)200円とリーズナブル。
足元を、地元の子どもたちによるイラストや書道などで作られた行灯がやさしく照らしてくれます。

子どもたちの手作り行灯が足元を照らす

子どもたちの手作り行灯が足元を照らす

行灯に導かれるように進んでいくと、まずはききょう園一面に広がるイルミネーションが飛び込んできます。

通路に沿って進みます

通路に沿って進みます

桔梗畑一面にイルミネーションが広がります

桔梗畑一面にイルミネーションが広がります

装飾は年によって若干変わります。

2020年は新たに設置された明智光秀の騎馬像もライトアップされていました。

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明智光秀像もライトアップ(2020年撮影)

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明智光秀の桔梗の紋も

下の写真は2017年のものです。

2017年撮影

2017年撮影

時期によっては、紅葉とのコラボレーションも

ききょう園を抜けると「令和」の文字。これは2019年ならではですね。

令和の文字

振り返ると、ライトアップされた紅葉も目に飛び込んできました。

ライトアップされた紅葉が鮮やか

ライトアップされた紅葉が鮮やか
さらに竹林の奥へと

「愛」の石碑と並んでハート型のイルミネーション。
カップルや夫婦の撮影スポットにおすすめです。

愛の字の石碑と並んでハート形のイルミネーション

ハート形のフレームでカップルで撮影してみては?

そして、写真に写っている「招福門」から奥へと進みます。
竹林の通路を抜けていくと・・・

竹林の通路

竹林のライトアップと竹細工の照明が迎えてくれます。

竹細工の照明

さらに奥には、一面にイルミネーションが広がっています。

青のLEDがきれいです

子どもたちが喜ぶキャラクターやサンタがそこかしこに。
紅葉が残っていれば、サンタと紅葉ライトアップの競演という、ちょっと不思議な光景にも出会えます。

サンタと紅葉の競演

あわてんぼうのサンタクロース?

イルミネーションと紅葉と竹林のコントラストが意外な美しさを演出しています。

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赤と緑のコントラストが美しい

赤と緑のコントラストが美しい

冷えた身体に手作りの軽食が温かい

イルミネーションを堪能した後、入口まで戻るとプレハブ小屋の中に飲食スペースが見えます。

食べ応えある大きさの炊き込みご飯のおにぎりが100円、2人で充分分け合えるほどのサイズの豚汁が300円、きつねうどん/カレーうどんがそれぞれ500円、その他、たこ焼きや唐揚げ、中華まんなどもそろっています。

ボランティアと思われる地元の方々が切り盛りしているようで、屋外の寒さから戻ってきた身体も心もぽかぽかしてきます。

是非ここで身体を温めてから帰られることをおすすめします。

※年によって内容は異なります(2020年訪問時は中華まんのみでした)。

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2人分はある豚汁。あつあつをいただけます

まとめ

あくまでローカルなイルミネーションイベントではありますが、精緻な細工が施された竹の照明や、竹林を幻想的に浮かび上がらせるライトアップなど、随所にこだわりも感じられます。
車があれば京都・大阪からもアクセスしやすいロケーションにありながら、混雑しないので自分たちのペースでゆっくりイルミネーションを堪能できます。地元の方の心づくしも相まって、500円という入場料に対して、高い満足感が得られることと思います。

2020年大河の主役・明智光秀ゆかりの地として注目されることが予想される京都亀岡・谷性寺と、その門前のききょうの里。
夏のききょう園の公開とともに、いつまでも続いてほしいイルミネーションイベントです。

子どもの書による「明智光秀」の行灯

子どもの書による「明智光秀」の行灯
基本情報
期間 (2019年の場合)
11月23日(土・祝)~12月25日(水)
時間 午後5時~午後9時(午後8時30分受付終了)
入場料(開催協力金) 大人(中学生以上)   500円
子ども(5歳~小学生)  200円
乳幼児(4歳以下)    無料
身障者手帳ご提示の方    無料
住所 京都府亀岡市宮前町猪倉(谷性寺門前)

 ※掲載の情報は2019年のものです。

光秀ゆかりの亀岡観光もMK観光タクシーで

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