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2005イギリス語学留学vol.3 わからないことは聞いてクリア|MKタクシー上條敏治

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1992年に始まり、時代に合わせて改善・強化し続けてきたMKの海外研修。
神戸MKの上條敏治(かみじょう としはる)社員によるレポートを紹介します。

MKの海外研修制度 

第14期となる今回は、京都MKハイヤー課の田中悦史社員、池原正澄社員と神戸MKの上條敏治社員の3名がイギリスで1ヶ月間学びました。
神戸MKからの選出は今回が初めてです。

出発直前インタビュー

真ん中が田中社員

右が上條社員

入社して1年。非常に関心のあった英国留学の機会をいただきありがたく思います。
留学中は住宅地図の代わりに辞書を持って、英会話の勉強に心掛けます。
ホストファミリーは犬を2匹飼っておられるそうで、大好きの私にとっては最高の環境かもしれません。
自らを高められるこの機会に、滞在中の時間を精一杯生かし、今後MKハイヤーマンしての実力を身に付けたいと思います。
笑顔を忘れず、頑張ります。

海外研修レポート 

私にとって今回のイギリス留学は新しい体験の連続でした。
渡航前日の出発式で、初めて京都MKの本社へ行きました。いつも以上の緊張感の中、いよいよ明日から海外研修だな、と感じました。現地到着までのスケジュール等を細かく教えて頂き、帰宅後、旅行準備に取り掛かりました。

出発当日は、MKスカイゲイトシャトルに迎えられ神戸から関西空港まで。
シャトルを初めて利用する私にとっては、従業員ながら「便利だなあ」と感動しました。
関空にて京都からの池原社員、田中社員と合流しましたが、これから運命共同体ということもあり、非常に早く打ち解けることができました。
ほぼ1日がかりというフライトの中で、現地では極力日本語での会話は避けるよう心掛けよう、と決意しました。

温かいホストファミリーに迎えられ

他国からの留学生仲間と(左から3人目が上條社員)

他国からの留学生仲間と(左から3人目が上條社員)

何事もなくヒースロー空港までは到着できましたが、そこで初めての難関に出くわしました。
空港からのタクシーとの連絡がうまくいかずに2時間ほど待つことになってしまったのです。
結局、ホストファミリーのモリス夫妻の家に到着したのは日本を出てから約30時間後、現地の午後10時になってしまいました。

モリス夫妻はすでに寝ておられました。
これからーヵ月間大丈夫だろうかという不安がよぎりましたが、「明日来るのかと思っていたよ」と温かい笑顔で迎えていただき、かなりホッとしました。
モリス宅には可愛い犬が2匹、どちらとも人懐こくてすぐに仲良くなり、私にとっては心地よい環境でした。
モリス夫妻は仲が良く、料理も掃除もいつも2人でされていました。
笑顔の絶えない家庭で、その中にいるだけで自然と笑顔で過ごすことができました。
モリス氏とは時間のあるときによく庭で話をしましたが、私のたどたどしい英語にも時間をかけ熱心に耳を傾けて下さったので、かなり自分の言いたいことを伝えることができたと思います。

コミュニケーション中心の授業

語学学校では、最初はかなり不安を感じていたのですが、とにかくコミュニケーション中心の授業でした。時間が経つにつれて耳も慣れ、自然に単語が出てきました。
間違えても聞けばすぐに教えてもらえる、この気持ちがもっと積極的に話そうという気分にさせてくれました。
現地には日本人の方も多く、他の外国の方も含め、たくさんの友人ができました。
異文化コミュニケーションが自然にあったのは貴重な経験だったと思います。
毎日学校に行くのが楽しい、という感覚は、日本での学生時代以上のものでした。

パリまで足を運んで

ユーロスターでフランスへ

ユーロスターでフランスへ

余暇を利用してイギリス国内はもちろん、フランスのパリまで行くこともできました。
イギリスはセルフサービス的な感じを受けたのに対し、パリではどちらかといえばサービスを受けることが基本のような印象を感じました。
イギリスに慣れてきた頃でしたので、そのサービスには感動しました。
しかし、パリの基本的に有料の御手洗いには戸惑い、そのためだけにお店に何軒か入ったということもありました。
そんな時、日本の生活の便利さを実感しました。
フランスではエッフェル塔などの一般的な名所めぐりでしたが、歴史の深さを感じる美しい国でしたのでいい経験になりました。 

わからなければ聞けばいい

日本国大使館・日本国総領事館前にて

日本国大使館・日本国総領事館前にて

滞在中には学力不足から困る面もありました。
パブで注文をすること、電話をかけること、自動販売機でジュースを買うこと、バスに乗ることにもその度にどきどきしました。
ただひとつづつクリアする度にそれは良い経験になっていきました。

分からなければ聞けばいい、という姿勢で過ごせたのは本当に良かったと思います。
ただ日本に来られている外国人の方も同じような不安を持っているかもしれませんので、その不安をなくす、ということもひとつのサービスであると感じました。

1ヵ月という限られた期間でしたので、学校も余暇も予定いっぱいの時間を過ごすことができたと思います。
社会人としてなかなか経験できない貴重な体験をさせていただきました。
この機会をいただいた会社に対して感謝するとともに、この経験を新たな自分の武器として、これからの営業活動に活かしていきたいと思います。

おわりに

MKでは、外国語で観光案内をできるドライバーを養成するため、1992年から海外留学制度を開始しました。
営業所でもネイティブ講師によるサロン型の勉強会を毎月数回開催しています。

充実した研修制度によって育成したESD(Englishi Speaking Driver)は、海外からのVIPの対応や国際会議の送迎など豊かな経験を積んでいます。

海外からの大切なお客様の対応の際は一度MK観光タクシーにご相談ください!

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第14期の海外研修レポート