一年の始まりに見たい!初日の出が美しい京都のおすすめスポット5選
新年の最初に是非チャレンジしたいのが、初日の出です。
初日の出を拝むと、理屈抜きに自然とありがたい気持ちが湧いてきます。
内陸にある京都市では、初日の出を見られるのはほとんど山の山頂や中腹からです。
そんななかでも比較的手軽に行ける、京都の初日の出スポットを5ヶ所紹介します。
毎年元旦にコツコツと登ってきた初日の出レポート記事です。
- 京都から見る初日の出
- 京都の初日の出スポット5選
- おわりに
京都から見る初日の出
初日の出はなぜめでたい
新年を迎えた1月1日の日の出は特別に「初日の出」と呼ばれています。
初日の出を拝むのはおめでたいこととして、日本では京都に限らず古くから行われてきました。特に明治以降に初日の出を拝む習慣が盛んになったと言われています。
初日の出の由来はいろいろ言われています。日本の国旗は日の丸であり、日本とは「ひのもと」という意味であり、日本神話の中心である天照大御神(アマテラスオオミカミ)が太陽神であるように、日本では古くからの太陽信仰が盛んでした。初日の出をありがたがるのは、太陽信仰と無関係ではないでしょう。
新しい年を迎えた最初の日の出を拝むというのは、ややこしい理屈抜きに単純に太陽信仰のあらわれである、と考えてよいのではないでしょうか。
初日の出スポットの条件
太陽は東から出て西に沈むため、初日の出は東側が開けた地形のところから眺めることができます。
京都だと、東に京都盆地が開けた京都西山や、東に山科盆地が開けた東山が初日の出スポットになります。他には東に琵琶湖が広がる比叡山も初日の出スポットです。
特に京都西山は各所に初日の出ポイントがあり、山ではなく平地からでも見ることができるところもあります。
一方東山は東に展望が開けているところは少なく、限られたところでしか初日の出を見ることができません。
初日の出の方向
日の出の方向をざっくり「東」と表現しましたが、京都での初日の出は、真東ではなく東南東からになります。
地軸の傾きの関係で、日の出の方向は年間を通して一定ではありません。冬至に最も南よりになり、夏至に最も北になります。
例えば京都タワーから日の出を見るとすると、冬至には醍醐山方向、夏至には大文字山方向から日が上ります。同じ日の出であっても、季節によってかなり方向が違うことがわかるかと思います。
夏に日の出が見えたスポットだとしても、初日の出が見られるとは限りません。
初日の出の時刻
京都市の1月1日の日の出時刻は7:05前後です。
しかし、これは山などの障害物がない前提の時刻です。
日の出方向に山があるとそれだけ日の出は遅れます。
初日の出を見る場所の標高と、初日の出の方向の山の標高によって変わりますが、実際の京都での初日の出は数分~十数分ほど遅れることになります。
逆に見る場所の標高が高く、初日の出方向の山の標高が低いと、7:05よりも早くなります。
実際に現認した初日の出時刻は、
7:08 善峯寺(2013年)
7:05 天王山(2017年)
7:08 小倉山(2018年)
7:19 東山山頂公園(2019年)
7:19 稲荷山(2020年)
と、結構差があります。
京都盆地を挟んだ西山からは、7:05からそれほど遅れませんが、東に醍醐山地がそびえる東山からは、10分以上遅れて初日の出が見られます。
初日の出を見に来た人は、だいたい日の出が7:05という情報は知っています。東山では、なかなか出てこない初日の出に皆さんやきもきします。
1月1日の気象
最低気温の平年値は1.8度です。
初日の出を見るには、一日で最も気温の低い夜明け前からスタンバイする必要があるため、最低気温に耐える防寒が必要です。
標高300mを越えるところでは、平均でも氷点下になるのでより一層の注意が必要です。
初日の出は、当然のことながら雲があっては見ることができません。
しかも、ピンポイントで初日の出の方向に雲がないという条件が必要です。晴れていても見られないこともあれば、どんより曇っていても見られることもあります。
近年では、2019年は快晴に恵まれ、京都各地で見事な初日の出を見ることができました。
2018年と2020年は空には雲が広がりましたが、幸運にも日の出の方向には雲がなく、場所にもよりますが初日の出を見ることができました。
2017年は日の出方向も含めて雲が多く、ちょうど雲の切れ間から初日の出が見られたスポットと、雲で隠れて見えなかったスポットで明暗がわかれました。
天気予報では雲の多い少ないはわかっても、ピンポイントで日の出方向に雲が出るかどうかはわかりようがありません。
結局のところ、初日の出が見られるかどうかは運次第です。
京都の初日の出スポット5選
京都の初日の出スポットのうち、ちょっとした山登りが必要なところや、車でアクセスできるところを含めた5ヶ所を紹介します。
実際に2013年、2017年~2020年に初日の出を見てきたスポットです。
基本的には特別な技術は必要ないところばかりです。
① 西山御所こと「善峯寺」から見る初日の出
注:善峯寺では、2020年12月18日に以下の告知がされています。
初日の出を見に行かれる方は、ご配慮をお願いします。
神仏への畏敬のお心をもって、ご来光及び観音さまへ祈りを捧げられる方に、ご来山頂ければ幸いです。
当時間帯における入山人数が、受入許容の限界に近づいていますので、祈りを捧げずにイベント気分で日の出を見たい方は来山ご遠慮願います。
善峯寺から見える初日の出の方向
善峯寺(よしみねでら)から見る初日の出は、京都南部の南山城最高峰である鷲峰山(じゅうぶせん)のすぐ右側(西側)から登ります。
鷲峰山の手前には宇治市、宇治田原町、城陽市にまたがる丘陵地帯があり、善峯寺のすぐ前には光明寺裏から西山へとつながる尾根があります。
善峯寺は京都盆地の西側に位置するため、まさに絶好の初日の出スポットです。
そのため、元旦は特別に6:30に開門され、初日の出を楽しむことができます。
山や公園から見る初日の出も良いですが、やはりお寺から見る初日の出は一味違います。
善峯寺からの初日の出レポート
以下は、2013年1月1日に善峯寺へと初日の出を見に行ったときのレポートです。
善峯寺に到着
善峯寺の駐車場は、4:00ごろに開場されます。
駐車場に6:00頃に到着しても、初日の出を見に来た人たちで満車となっている場合も多いので、時間には余裕を持って訪れましょう。
空が明るみ始める頃には、初日の出を見に来た多くの拝観者が集まります。
大晦日の除夜の鐘では、23:45~1:15に開門されますが、初日の出の6:30の開門までいったん閉門されます。
鐘をつけるのは先着108人だけなのご注意を。
初日の出を待つ
広い善峯寺の境内ですが、中でも京都盆地の雄大な景色の楽しめる釈迦堂前が一番の人気初日の出ポイントです。
多くの人が初日の出を見に集まります。
邪魔な雲もなく、美しい初日の出が期待できそうです。
今年は京都各所で初日の出が見られそうな絶好のお天気です。
2013年の初日の出
待つことしばらく。
出た!初日の出!
2013年が明けました。
なお「日の出」とは、太陽がわずかでも地平線から見えた瞬間のことをいいます。
まさに初日の出の瞬間です。
京都南部の南山城で最も高い鷲峯山のすぐ右側から初日の出です。
太陽が京都盆地を刻々と照らし出すのをゆっくりと眺めます。
標高が高い善峯寺では、京都盆地より一足早く初日の出を楽しめます。
遠景に見える山々は、やや左の高い山が比叡山、右奥の山々が醍醐山地です。
手前に見える緑のラインは長岡丘陵です。
快晴のため、初日の出に照らされて遠くまでくっきり見えます。
朝日を浴びる善峯寺境内
標高が高いだけあって、京都といえどもこの季節の初日の出の時間帯は氷点下が当たり前。
手水舎では水滴が分厚く凍り付いています。
この日は初日の出の時間には風がなかったのでましでしたが、風が吹くとかなりの寒さになります。
京都市内で最低気温が-0.9度でしたので、善峯寺では少なくとも-3度は下回っていたはずです。
防寒対策には細心の注意をはらって初日の出に挑戦しましょう。
特に写真を撮る方は指先がやばいです。
朝日を浴びて山肌や伽藍が輝きだします。
初日の出もですが、この夜明けの景色も普段の善峯寺では見られない貴重な光景です。
じっくりと初日の出を味わってから下山しました。
今年は良い年でありますように。
善峯寺の情報
1029年に創建され、代々の皇室から篤い崇敬を受けてきた天台宗の有力な門跡寺院です。
かつては「西山門跡」あるいは「西山宮門跡」とも呼ばれ、代々法親王が入寺してきました。
西国三十三所の第二十番札所として、庶民からも広く信仰を集めています。
春は桜、初夏はあじさい、初秋は秋明菊(シュウメイギク)、晩秋は紅葉と四季折々の景色を楽しめます。
樹齢600年といわれる遊龍の松は国の天然記念物に指定されています。
元旦早朝開門特別拝観情報
2021年の情報です。
拝観時間 | 6:30~8:00 雨天の場合は通常通り8:00開門 |
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特別拝観料 | 大人 800円 高校生 500円 小・中学生 300円 |
TEL | 075-331-0020 |
住所 | 京都市西京区大原野小塩町1372 |
アクセス | 阪急「東向日駅」から阪急バスで30分 |
通常拝観情報
拝観時間 | 8:00~17:00(受付は16:45まで) 2021年4月1日からは、平日が8:30からになります。 |
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拝観料 | 500円 |
TEL | 075-331-0020 |
住所 | 京都市西京区大原野小塩町1372 |
アクセス | 阪急「東向日駅」から阪急バスで30分 |
公式ホームページ:京都・西山 西国第二十番札所 善峯寺
初日の出を見るための善峯寺への交通アクセス
日中はJR向日町駅と阪急東向日駅から阪急バスが運行していますが、初日の出にあわせての運行はありません(1月6日~2月末までは路線バスも運休)。
善峯寺へ初日の出を見に行くのは、マイカーかタクシーによるアクセスになります。
JR向日町駅や阪急東向日駅から約8kmの道のりを徒歩で向かうことも可能ではありますが、2021年は阪急もJRも終夜運行をしていなません。徒歩で善峯寺の初日の出を見に行くことは、現実的ではありません。(始発に乗るとJRも阪急も5:10台に到着するので、絶対初日の出に間に合わないというわけではありませんが)
終夜運行していたとしても、街灯もない真っ暗な道を歩くので、まったくおすすめできません。
マイカーの場合は、京都でも山間部のため初日の出前の時間帯は路面凍結の可能性が高く、じゅうぶんに気を付けてください。
運転に自信がないという方は、タクシーがおすすめです。
タクシーで行った場合は、善峯寺発の阪急バスが9:24から毎時1本運行しているので、初日の出の帰りは阪急バスも利用可能です。
② 天下分け目の「天王山」から見る初日の出
天王山から見える初日の出の方向
京都と大阪の間にそびえる天王山中腹にある旗立松展望台からは、東南東にある南山城最高峰の鷲峰山(じゅうぶせん)方向より初日の出が上ります。
正確には、鷲峰山の西に連なる井手町の高尾山のわずかに東の、ちょうど城陽市、宇治田原町、井手町の境界あたりからの初日の出になります。
天王山からの初日の出レポート
以下は、2017年1月1日に天王山へと初日の出を見に行ったときのレポートです。
山崎駅より登り始める
車で見に行ける初日の出スポットは少し物足りないけど、登山装備が必要な山登りはちょっと怖い、という方にお勧めなのが天王山の旗立松展望台からの初日の出です。
20分ほどとはいえ登山道を登って初日の出スポットにたどりつくという満足感があり、ほとんど危険箇所もありません。
初日の出時刻は7:05。
30分前のJR山崎駅はまだ真っ暗です。
山崎駅は京都府と大阪府にまたがっていることでも知られます。
今回のルートは終始京都府側を初日の出スポットへ向けて歩きます。
JR山崎駅から踏切を渡ると、すぐに天王山への登りが始まります。
宝積寺や大山崎山荘へ向けての急坂の車道です。
急坂を上りきると、宝積寺への入口にある仁王門に到着。
初日の出まではまだ時間がありますが、少しづつ明るくはなってきました。境内にも街灯がついているので安心して歩けます。
初日の出後に明るくなると初詣客でにぎわうであろう参道も夜のまだ眠りについています。
本堂右奥からいよいよ天王山の初日の出スポットへの登山道へと入ります。
登山道へ入ると街灯も絶えるのでライトがあった方が無難です。特に慣れていない人や曇りがちの天気のときは、手持ちの懐中電灯でも良いので、必ず用意しておきましょう。
登り始めて10分足らずで展望広場へと到着。初日の出20分前ですが一気に明るくなりました。
見えているのは淀川下流方面。朝靄の中に浮かぶ左側の高層ビルはくずはタワーシティ。その奥の山が生駒山。
南西方向が開けたこの角度からは初日の出は見えないので誰もいません。
初日の出を待つ
目的の初日の出スポットである旗立松展望台へと到着。初日の出はまだですが、もう普通に明るくなっています。
大きな鳥居は中腹にある酒解神社のものです。30人ほどの先客がいます。初日の出を見るのに良い場所を取りたいなら、もう少し早めに登る必要があります。
初日の出が見える東南東が徐々に赤くなってきました。
今日は比較的雲が広がっており、しかも初日の出の東の方向にも雲が垂れ込めています。
しかし、幸運にもここからは初日の出の方向はピンポイントでちょうど雲が切れています。
左下には京都盆地を流れる宇治川、中央下に木津川が薄く輝いています。
到着が初日の出時間ギリギリだったため、やや前方に邪魔な木があります。
2017年の初日の出
見えました。太陽です。
2017年の初日の出です。
おそらく京都でも初日の出は見られなかったというスポットも多いでしょうが、ここ天王山は当りです”
井出町の高雄山(443m)や井手町と宇治田原町の境界の艮山(444m)などの山塊の中から初日の出が上ってきました。
左に連なる高い山が、南山城最高峰の鷲峰山(682m)です。
鷲峰山の山頂付近には金胎寺(こんたいじ)という古くからの修験道の寺院があり、今も行場めぐりをすることができます。
やや雲がかかり気味ですが、みるみる初日の出の太陽が大きくなります
たった2分で太陽が全て出ました。
いつの間にか、50人ほどの人が初日の出を見に集まっています。
大阪からも京都からもアクセス良好で気軽に行ける初日の出スポットとして知る人ぞ知る存在です。
ところどころから、初日の出にあわせて万歳三唱も聞こえてきました。
初日の出の太陽が全部出ると、みなさん続々と下山し始めます。
古戦場を眺めつつ下山
東の方へ目を向けると、眼下に山崎の戦の古戦場が広がります。
天正10年(1582年)6月13日、本能寺の変で織田信長を倒した明智光秀と、主君の仇を討つべく中国大返しに成功した羽柴秀吉が激突した天下分け目の戦場です。
ちょうど名神高速と京都縦貫道が交わる大山崎ジャンクションのあたりが最大の激戦地でした。
展望台の 「旗立松」という名も、山崎の戦いの途中に秀吉がここに生えていた松の上で旗印を掲げて味方を鼓舞したことに由来します。
もちろん激戦の途中に総大将がここまで登ってくる余裕などあったとは思えないので、伝説でしょうが、ここに部隊が配置されていたのは確かでしょう。
そういう伝説ができるくらい、戦場を見事に俯瞰できます。
山とはいえ、駅との比高は150m程度なので、初日の出時間でも寒さは大したことはありません。
京都市内での最低気温も3.5度と例年より高めです。
煙がほぼまっすぐ登っていることからわかるとおり、風も弱く、日の光を浴びるとぽかぽかするくらいです。
初日の出スポットへの登りのときは薄暗くてよくわかりませんでしたが、登山道の脇には整備された竹林が広がります。
このとおり整備された登山道が多く、危険個所はほとんどありません。
運動靴でも十分初日の出にたどり着けます。
とはいえ山登りではあるので、未経験者が一人で入山するのは危険です。
できるだけ経験者と一緒に、複数人で行動するようにしましょう。
出発から1:20ほどで山崎駅へと帰ってきました。
2018年最初の小旅行でした。
今年は良い年でありますように。
天王山の情報
京都盆地の西に連なる西山の最南端にあたる、標高270mの低山です。
山名は、中腹にある酒解神社(さかとけじんじゃ)が、かつて山崎天王社とも称されたことに由来します。
京都盆地と大阪平野を結ぶ要衝に位置し、今も山麓には東海道新幹線、JR京都線、阪急京都線、国道171号線など東西を結ぶ大動脈が連なり、山腹を名神高速道路がトンネルで貫きます。
山麓は羽柴秀吉と明智光秀が戦った山崎の戦いの古戦場であり、天王山の争奪戦が勝敗を分けたという伝承から、「天下分け目の天王山」「天王山決戦」などという言葉が生まれました。
名水の地としても知られ、山麓にはサントリー山崎蒸留所や名水百選の「離宮の水」があります。
初日の出を見るための天王山への交通アクセス
天王山への初日の出のアクセスは、JR京都線か阪急京都線が便利です。
終夜運行があれば初日の出に向けて任意の時間に登り始めることができますし、2021年のように終夜運行はなくても、始発列車に乗れば、
JR京都線
5:17着 京都駅→山崎駅
5:31着 大阪駅→山崎駅
阪急京都線
5:22着 京都河原町駅→大山崎駅
5:37着 大阪梅田駅→大山崎駅
と、じゅうぶん初日の出まだ余裕を持ってスタートすることができます。
マイカーの場合は山崎駅や大山崎駅の近辺のコインパーキングなどを利用することができます。
最短距離で行きたいのであれば、タクシーを利用すれば初日の出スポットへの登山口までアクセス可能です。
③ 嵐山の奥「小倉山」から見る初日の出
小倉山から見える初日の出の方向
小倉山からの初日の出は、ちょうど醍醐寺の上醍醐の伽藍が広がる醍醐山のやや南側から上ります。
その手前には伏見稲荷大社の最高所である一ノ峰のある稲荷山があります。
聖地である稲荷山と醍醐山の方向から上ってくる初日の出には、ちょっとわくわくしますね。
小倉山からの初日の出レポート
以下は、2018年1月1日に小倉山へと初日の出を見に行ったときのレポートです。
夜明け前の渡月橋など嵐山界隈
嵐山・小倉山の標高約200m付近からは、美しい初日の出を見ることができます。
小倉山からだと、醍醐山・稲荷山の向こう側から日が上ってきます。
初日の出スポットまでには、一部本格的な登山道も通るので、ライトの用意や最低限の登山装備もお忘れなく。
北西から南東へかけて明瞭にわかる越畑断層により、小倉山の東側は斜面になっています。
そのため、小倉山か東の京都盆地方面へ向けては良好な眺望が得られます。
初日の出にはうってつけの立地です。
大晦日終夜運転中の阪急電車で嵐山駅に到着。
嵐山エリアには初詣スポットはあまりないため、初日の出へと向かう時間帯は閑散としています。
まだ夜中同然の闇の中です。
まだ暗い渡月橋には多くの人が集まっています。渡月橋も平地ながら京都でも有名な初日の出スポットです。
ちょうど川が東南東へと流れているため、初日の出方向への眺望がよいためです。
東の方を見ると、初日の出までまだ時間はありますが、空もかなり明るみかけています。
橋の奥に見える山は初日の出が上ってくる醍醐山地です。
亀山公園から小倉山登山道へ
大堰川側から亀山公園を登り、保津峡展望台へ。
川沿いの明るい施設はほしのやさんです。
左の山腹にぽつんとある灯りは大悲閣千光寺です。
やがて道は初日の出に向けて本格的な登山道へと変わります。
尾根上を北西へと登っていきます。
天王山旗立松展望台への道は遊歩道に近い登山道でしたが、こちらはちゃんとした登山道です。
できるだけ登山靴で来ましょう。
初日の出直前の時間帯だったらライトが無くても登れますが、もう少し早く来るにはライトがないと危険です。
右手にはちらほら京都タワーなど京都市街の夜景が見えます。
初日の出を待つ
京都市街が一望できる初日の出スポットへとに到着。
山頂は296mですが、山頂部が平べったい山容のため、山頂よりはその手前の方が良い眺望を期待できます。概ね標高220mくらいです。
左の高い山が比叡山で、中央が大文字山、手前が双ヶ岡です。
ほぼ真東を向いているので、春分の日・秋分の日だったら大文字付近からの日の出ですが、元旦の初日の出はもっと南側からになります。
真下に見えているのは二尊院です。
初日の出の展望ポイントには、既に先客がたくさんいます。
意外と前の木々が邪魔になるため、初日の出を見られる特等席は限られており、狭い場所に密集しています。
京都市内の最低気温も2.6度とやや暖かめで、小倉山でも氷点下にはなっていません。
特等席は満席なので、ちょっと枝が邪魔ですが、初日の出が見える場所にスタンバイ。京都盆地を隔てて左が醍醐山地、右が鷲峰山などの山々、手前の丸っこい山が稲荷山です。
空はほぼ一面がどんよりとした雲で覆われていますが、ちょうど初日の出が上ってくる東の空だけが雲が切れています。何という幸運でしょうか。
1月1日の京都での日の出時刻である7:05になりました。
しかし、この時刻は山がない前提での時刻のため、500m級の醍醐山地からの日の出は7:05より遅れます 。
空が明るいオレンジに染まってきました。上空は雲が広がっていますが、初日の出スポットは雲がなく、上々のコンディションです。
2019年の初日の出
ついに出ました。2018年の初日の出です!
上醍醐の裏から上ってきました。
ちょうど山と山の間から初日の出が上ってきましたが、醍醐山は左側の低い方です。
山頂の右側(南側)一帯に上醍醐の伽藍が広がります。
右側は標高476mの三角点がある本宮の峰です。みるみる初日の出の太陽が大きくなっていきます。
ついに初日の出の太陽が全容を見せました。
桂川が朝日を浴びてオレンジ色に輝いています。
初日の出を見終えて帰り支度をはじめる人、まだまだカメラを構え続ける人。
お正月を迎えた嵐山界隈を経て帰路へ
初日の出を満喫し、下山を開始。
小倉山のメインの展望ポイントは標高200m付近ですが、途中にも京都盆地方面への展望が開けるポイントがあり、そこも初日の出スポットになります。
今年は良い年でありますように。
小倉山の情報
小倉山は、京都盆地の西側に連なる西山の北端に近い位置にある、標高296mの低山です。
古くは小椋山、雄蔵山、隠椋山とも表記されました。
かつては、小倉山とは嵐山界隈の西側の山々の総称で、今の嵐山から愛宕山までを含んでいました。
百人一首の「小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば今ひとたびの みゆき待たなむ」も、今の小倉山だけではなく嵐山界隈の西側に連なる山々を指しています。
亀のような特徴的な山容をしており、かつては亀山とも称されましたが、今は小倉山の南東に連なる支峰が亀山と称されています。
山麓には、天龍寺、常寂光寺、二尊院、祇王寺、滝口寺、化野念仏寺などの名刹が連なります。
初日の出を見るための小倉山への交通アクセス
小倉山の初日の出スポットへのアクセスは、JR嵯峨野線か阪急嵐山線が便利です。
終夜運行があれば任意の時間に登り始めることができますし、2021年のように終夜運行はなくても、始発列車に乗れば、
JR嵯峨野線
5:47着 京都駅→嵯峨嵐山駅
5:09着 大阪駅→嵯峨嵐山駅
阪急京都線
5:27着 京都河原町駅→嵐山駅
5:46着 高槻市駅→大山崎駅
と、じゅうぶん初日の出まで余裕を持ってスタートすることができます。
なお阪急の場合、大阪梅田発だと嵐山駅へは6:26着なので、初日の出までかなりあわただしくなってしまいます。
嵐電の場合は、四条大宮駅→嵐電嵐山駅が6:34着なので、ギリギリ初日の出に間に合う時間ではありますが、あまりおすすめはできません。
マイカーの場合は、嵐山界隈のコインパーキングなどを利用することができます。
タクシーを利用すれば、いつでも好きな時間にアクセス可能です。
④ 車でも行ける「東山山頂公園」の初日の出
東山山頂公園から見える初日の出の方向
東山山頂公園から見える初日の出は、醍醐山地でも最も高い千頭岳から音羽山にかけての鉄塔がならぶ稜線から出てきます。
千頭山の方がやや高いのですが、遠近法の加減で高くみえる音羽山のやや右側(南側)から上ります。
東山山頂公園からの初日の出レポート
以下は、2019年1月1日に東山山頂公園へと初日の出を見に行ったときのレポートです。
八坂神社、円山公園から登り始める
京都の大晦日の恒例行事であるおけら参りで大混雑していた八坂神社ですが、初日の出前の時間帯はそれほど人もいません。
東山山頂公園への行き方はいろいろあり、ほとんどの人は東山ドライブウェイから自動車でアクセスしますが、今回は円山公園側から歩いて登ります。
円山公園の最も奥にある聖天堂から登山道へと入ります。
昼間でも聖天堂まで訪れる人はまれですが、初日の出前の時間帯は誰もいません。
ここから30分あまりで将軍塚付近へと出ます。
途中登山道が錯綜している部分もありますが、将軍塚は円山公園の直上にあるので、とりあえず上へ上へと登っていけばOKです。
道は整備されていますが、他の初日の出スポットと異なり、途中誰とも出会いませんでした。
途中何があるかわからないので、山道に慣れた人以外は避けてください。
初日の出を待つ
東山山頂公園で初日の出を待ちます。
いちおう7:05に日の出のはずですが、500m級の醍醐山地に対して東山山頂公園は220mなので、日の出はかなり遅れます。
空は雲ひとつない快晴です。
これだけコンディションのよい初日の出はそうはありません。
期待が高まります。
なお東山山頂公園とは聞きなれないかもしれませんが、将軍塚の駐車場のすぐ東に隣接する広場のことです。
西側の京都盆地の展望は有名ですが、初日の出が上る東の山科側にも展望が開けています。
初日の出に向けて、徐々に明るくなってきました。
眼下には山科盆地が広がります。
手前の土手はJR琵琶湖線です、中央には山科団地の建物群が目立ちます。
鉄塔の向こう側がかなり明るみはじめてきました。
稜線沿いにある鉄塔は、関西電力の京北開閉所と宇治田原町にある南京都変電所を結ぶ山城北線です。
若狭湾沿いの原子力発電所の電気を近畿の南部へと運んでいます。
2019年の初日の出
さらに待つこと2分。
太陽が見えました!2019年の初日の出です!
日の出時刻から14分を経過し、ようやく日の出を迎えました。
太陽はみるみる大きくなり、宝石のように光輝きます。
日の出の左側の山が音羽山(593m)です。
ほぼ同じ高さの右奥の山が醍醐山系最高峰の千頭岳(600m)です。
ちょうど京都府と滋賀県を分かつ稜線上にあります。
東山山頂公園には、初日の出目当てのたくさんの人が集まっています。
最短経路の登山道で誰にも出会わなかったように、ほとんどが自動車で初日の出を見に来た人たちです。
それ以外に、自転車で初日の出を見に上ってきたという強者も結構います。
東山山頂公園の駐車場は一杯で、ドライブウェイまではみだして駐車しています。
ふと北を見ると、比叡山(848m)が見えます。
頂上付近は白く染まっており、とても寒そうです。
京都市内の最低気温は0.6度とやや低めです。それでも東山山頂公園では氷点下になるかならないかという程度ですが、比叡山は-5度くらいの酷寒でしょう。
比叡山も東には広大な琵琶湖が広がり、有名な初日の出スポットです。
坂本ケーブルは運行していませんが、叡山ケーブル・ロープウェイは初日の出にあわせて6:05から運行します。
夜間通行止めの比叡山ドライブウェイも大晦日には終夜営業しています。
ただし初日の出が見られるスポットは京都ではなく大津市内なので、厳密には京都の初日の出スポットではありません。
京都から比叡山への登山道に積雪が残っている可能性が高く、歩いて登るのは道をよく知っており、夜間登山の経験豊かなベテランのみに許されます。
西側が見える将軍塚の展望台へと移動。
京都盆地がみるみる初日の出で染まっていきます。
右奥の嵐山付近では、保津峡からあふれた霧が京都盆地へと流れ出しています。亀岡盆地は霧なのかもしれません。
清水寺を経て下山
そのまま円山公園へ下山しても良いのですが、せっかくなので清水寺へと下山を始めます。
登山道にはまだ2018年9月の台風21号の傷跡が残ります。
清水寺の南門から入り、谷を隔てた本堂を拝んで初日の出の旅を終えました。
今年は良い年でありますように。
東山山頂公園の情報
東山三十六峰のひとつである華頂山(かちょうざん)の山頂付近に広がる公園です。
京都市民には通称「将軍塚」として知られる人気スポットです。
1960年の東山ドライブウェイ開通にあわせて開設されました。
東山ドライブウェイは、1959年に日本道路公団によって有料道路として開通た3.52kmの道路です。
1979年には無料開放され、自動車のみならず自転車で登る人も多くいます。
東山山頂公園では、西の京都市街側には展望台が設けられており、昼夜を問わず多くの市民が訪れます。
初日の出を見るための東山山頂公園への交通アクセス
東山山頂公園へのアクセスは、マイカーかタクシーが便利です。
マイカーの場合、東山ドライブウェイを通れば簡単にアクセスできます。
ただし、初日の出の時間帯は非常に混雑するため、きちんと駐車場にとめるためには、かなり余裕を持って出る必要があります。
駐車場がいっぱいになると、道路場にも自動車があふれかえりますが、もちろん交通違反です。
とめる場所がない場合は、初日の出をあきらめて引き返しましょう。
タクシーであれば、駐車場所を気にせずに好きな時間にアクセス可能です。
ただし、違法な駐停車のせいでかなり時間がかかってしまうことが予想されます。
ギリギリの時間に向かった場合は、初日の出に間に合わないこともありえるため、じゅうぶんご注意ください。
本レポートのように、鉄道でのアクセスも可能です。
終夜運行があれば任意の時間に登り始めることができますし、2021年のように終夜運行ばなくても、始発列車に乗れば、
京阪本線
5:05着 出町柳駅→祇園四条駅
6:17着 淀屋橋駅→祇園四条駅
阪急京都線
6:11着 大阪梅田駅→京都河原町駅
と、やや時間はタイトですが初日の出に間に合う時間にスタートすることができます。
京都市バスも祇園に停車する主要な循環系統の多くでは、初日の出に間に合う時間にアクセス可能です。
⑤ 西日本一の初詣スポット伏見稲荷大社の「稲荷山」の初日の出
稲荷山から見える初日の出の方向
稲荷山から見える初日の出は、醍醐寺の上醍醐伽藍が広がる醍醐山のやや南側から出てきます。
厳密にいうと、上醍醐の伽藍のすぐ南側です。
稲荷山からの初日の出レポート
以下は、2020年1月1日に稲荷山へと初日の出を見に行ったときのレポートです。
真っ暗な伏見稲荷大社から登り始める
大晦日から終夜運転中の京阪電鉄伏見稲荷駅へと到着・・・と思ってましたが、普通の祝日ダイヤの始発電車でした。
伏見稲荷駅が改装されたのは2017年の年末なので、もう2年たちます。
日本に数ある初詣スポットの中でも有数の人気です。
算出根拠はまちまちのためあくまで参考にしかなりませんが、一般には明治神宮、川崎大師、成田山新勝寺、浅草寺に次いで、全国5番目の人出とされています。
西日本ではナンバーワンです。
明るくなるとものすごい参拝者でごった返しますが、まだ初日の出前なので本殿にもほとんど待ち時間なしに参拝可能です。
とはいえ、さすがにそれなりの人出です。
千本鳥居を経由する表参道から初日の出を見るために稲荷山へと向かいます。
本殿周辺に集まる参拝者のうち、稲荷山へ登ろうとする人は一部のみです。
いつもたくさんの人でにぎわう千本鳥居も、タイミングによってはこのとおり独り占めです。
お正月に限らずなかなか見られない光景です。
連続する鳥居を通り抜け、次第に標高を上げていきます。
参道には街灯が完備されており、初日の出の前であっても懐中電灯等は必要ありません。
伏見稲荷大社では、お正月に限らず年中街灯がともされています。
訪日外国人観光客のあいだでも、ちょっとしたアクティビティとして夜間の参拝が人気らしいです。
三ツ辻で裏参道と合流し、熊鷹社へ。
お休み処の竹屋さんもこの時間から営業中です
あったかい飲み物も手に入れることができます。
稀に下ってくる人もいますが、ほぼ上りの人ばかりです。
稲荷山の山腹を登り切り、四ツ辻へと到着。
稲荷山を代表する展望スポットです。
多くの人が座り込んでおり、中には初日の出を待っているかのような人もいます。
しかし、四ツ辻が開けているのは西側だけです。
夕日は楽しめますが、日の出は見られません。
初日の出は四ツ辻では見られないので、ご注意を。
四ツ辻からお山巡りルートへ
日の出の時間が近づいてきたので、ほんの一休みしただけで、すぐに出発。
東方向の展望を得るには、稲荷山の東側へと出なければなりません。
四ツ辻から時計回りにお山巡りへと入ります。
稲荷山の最高峰にあたる一ノ峰に到着。
標高は233メートルです。
稲荷山は伏見稲荷大社のご神体山であり。
一ノ峰、二ノ峰、三ノ峰の三つの峰から構成されています。
なお稲荷山には三角点はなく、一ノ峰から400メートルほど東の西野山に239メートルの三角点があります。
空もかなり明るみ、いよいよ初日の出の時間が近づいてきました。
初日の出スポットを探します。
一ノ峰を超え、さらに東へと進みます。
初日の出を待つ
一ノ峰から50メートルほど進むと、右手に西野山や七面滝へと向かう分岐があります。
ちょうど日の出方向が開けているので、この分岐でお山巡りを少しだけ外れます。
119番通報ポイントの「53」が目印です。
今日の日の出時刻は7:05です。
ただし、東方には醍醐山地が連なるため、まだ日は上りません。
500m級の醍醐山地に対してここは210mなので、日の出はかなり遅れます。
2020年の初日の出
待つこと5分。
雲と山の隙間から太陽が見えました!2020年の初日の出です!
かなり雲が垂れ込めていますが、偶然にもすの隙間から見えています。
日の出時刻から14分を経過し、ようやく日の出を迎えました。
初日の出の太陽はみるみる大きくなります。
決して絶好の初日の出びよりというわけではありません。
醍醐の山なみもよくわかりません。
それでも、太陽が見えるというのは感動です。
実はこのあたりは、おそらくちょっと前までは初日の出が見られるスポットではありませんでした。
2018年の台風21号によって稲荷山近辺は大きく被害を受けました。
このあたりは、植林が広がっていたのですが、かなりの本数がなぎたおされ、結果的に初日の出にぴったりの展望が得られるようになったのです。
あっという間に初日の出の太陽が全身を見せました。
低く垂れこめる雲の中から、ここだけ奇跡的に初日の出が見えています。
一ノ峰の東直下のスポットからは、30人ほどが初日の出を見守りました。
おそらく稲荷山ではここ以外にもいくつか初日の出を見られるスポットがあるはずです。
必ずしもベストスポットではなかったかもしれません。
しかし、ちゃんと初日の出を見られて大満足です。
一ノ峰を越えて来た道を戻ります。
四ツ辻からは、日の出を迎える京都の町並みを見渡すことができます。
向こう側には特徴的な山容の愛宕山(924M)が見えます。
中腹から上は積雪で白く輝いています。
愛宕山も初日の出スポットとして知られていますが、夜間登山の経験豊かなベテランのみに許されます。
西日本一の伏見大社で初詣
三ツ辻からは裏参道を通って下ります。
初日の出を終え、京都市街がみるみるうちに明るくなっていきます。
下山後に伏見稲荷大社へ初詣して初日の出の旅を終えました。
今年は良い年でありますように。
稲荷山の情報
東山三十六峰の最南端にある、標高233mの低山です。
はるか昔から神が宿る山として信仰され、伏見稲荷大社が創建されてからは、神体山として崇敬を集めてきました。
最高峰の一ノ峰をはじめ、二ノ峰、三ノ峰の三つのピークからなり、山頂部をまわって参拝することを「お山巡り」と言います。
神域として古くから保護され、今も貴重な植生が残されています。
初日の出を見るための稲荷山への交通アクセス
稲荷山の初日の出スポットへのアクセスは、京阪本線かJR奈良線が便利です。
終夜運行があれば任意の時間に登り始めることができますし、2021年のように終夜運行ばなくても、始発列車に乗れば、
京阪本線
5:14着 出町柳駅→伏見稲荷駅
6:10着 淀屋橋駅→伏見稲荷駅
JR奈良線
5:37着 京都駅→稲荷駅
5:40着 奈良駅→稲荷駅
と、じゅうぶん初日の出まだ余裕を持ってスタートすることができます。
マイカーでのアクセスも可能ですが、伏見稲荷大社の近辺は大晦日から交通規制がかかります。
近隣のコインパーキング等を利用することは可能ですが、あまりおすすめはできません。
タクシーも同じく交通規制がかかりますが、駐車場を探す必要はないので、マイカーよりは便利です。
おわりに
一年のはじめに拝みたい初日の出。
今回は京都の
- 自動車で行けるお寺
- 遊歩道に近い登山道を上る山
- 普通の登山道を上る山
- 自動車で行ける公園
- 大人気初詣スポット
とバラエティに富んだ5ヶ所スポット初日の出を紹介しました。
自分の足で上るのも良いですが、何だかんだ言って自動車で行けるところの方が楽です。
そんなときに便利なのは、やはりタクシーです。
山間部では路面が凍結している可能性もあり、運転には自信がないという方もタクシーなら安心です。
ぜひ初日の出から2021年をはじめてみましょう!
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